カメカメスペシャル
~マナボ☆コラボ №3~ 

講習会概要

小山 隆秀光岡 英稔
講師
小山 隆秀修武堂主宰 講師紹介
光岡 英稔武術・武学研究家 講師紹介
講座について

3年振りにカメカメ企画の顧問の光岡英稔先生の兵法武学研究会と弘前の小山先生の林崎新夢想流居合・卜傳流剣術のコラボ講座を開催します!

5歳の時から家伝の武術を継承されてきた弘前の小山先生から居合と剣術の指導を受け、光岡先生から居合や剣術に必要な身体観の捉え方を学び、津軽の古流武術をたっぷり味わう2日間です!

17日、一日目は、林崎新夢想流居合を一日かけてお稽古します。

戦国末期の剣豪 林崎甚助によって創流され、「最古の居合」とも言われています。

至近距離にいる相手が九寸五分(約29cm)の小刀で突いてくるのに刃の長さが三尺三寸(約1m)もある長い刀で斬りとめることができるのかという命題から流儀が生まれ、17世紀に弘前藩にも伝来し卜傳流剣術と併修され、弘前藩剣術師範家である小山家は代々師範役を務められてきました。

近代に入ると全国的に近代武道への移行が始まり、やがて林崎新夢想流居合の伝承も途絶えましたが、また小山先生の代から再興され、大阪でその古い居合が学べるという機会を得ました。

林崎新夢想流居合で習う最初の型「向身」は七本あります。

座法が扶据(ふきょ)というこれまたグラグラな座り方から1mの大刀を抜くって最初はできる気がしないからスタートするのですが、小山先生の丁寧な指導と頼もしいアシスタントが今回は3人もお越し下さりフォローも万全、一日じっくりお稽古していると大刀とも次第に打ち解けてきます。

抜けなくても型が覚えられなくても大丈夫!普通の木刀で型のお稽古でも充分身体を練ることができますし、光岡先生による観法で少しずつ抜ける方向へ向っていきますから初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。

絶対不利な状況に応じる体験は、これからの日々の暮らしにもいきてくると思います。

単純に抜刀できるとめちゃくちゃ気持ち良いです!

18日、二日目は、小山先生と光岡先生による剣術研究の紹介です。

弘前市無形文化財卜傳流(ぼくでんりゅう)剣術伝承者(2009年4月15日卜傳流剣術が弘前市無形文化財に指定)である小山先生から直々に卜傳流剣術をご紹介頂けます。

関西で直接卜傳流をご指導いただけるのは、カメカメだけです!

前回は1コマのみでしたが、光岡先生から日本剣術に必要な身体観をご紹介頂けるので、さらに剣術への親しみが増すと思います。

そして最終日には両日のおさらいのお稽古として3時間とっておりますので、この機会に津軽に伝わった最古の居合と代々継承されてきた剣術をたっぷりとご堪能ください。

全く経験のない方も普段居合や剣術のお稽古をされている方も、津軽でのみ伝承されてきた古流の流派を直々に学ぶことや小山先生のお人柄に触れる機会はそうそうありませんので、初心者、経験者問わずぜひご体験頂きたいと思います。

流派を越えてご体験頂き、交流を深めていただけたら嬉しいです。

弘前に行かないと学ぶ機会がないので、このまたとない機会をどうぞお見逃し無く!

稽古の合間には、弘前藩士の妖怪への対応法やイタコのお話しなども伺えるかもしれません♪

また18日には小山先生による少人数の朝稽古も企画しました!

初めての方も参加できる①枠がありますので、初めての方にぜひ剣術に触れていただきたいです!ご興味のある方ならどなたでもご参加頂けますのでぜひお気軽にご参加ください。

林崎の型「向身」の次に習う「右身」の型についての少人数朝稽古②枠もあります。

右身は剣と柔の要素もあるようです。

少人数で初挑戦したい方にぴったりです!

三尺三寸・常寸の模擬刀または木刀、小太刀や脇差をお持ちの方はどうぞご持参ください。

※17日の林崎居合では必ず帯が必要となります。お持ちの帯で結構ですので帯は忘れずに各自でご持参ください。18日は木刀をご持参下さい。

光岡先生、小山先生も久しぶりのコラボをとても楽しみにされています。

前回光岡先生が小山先生の家伝伝書から紐解かれたような新たな発見や

光岡先生の三尺三寸の大太刀『百鬼夜行 あらまさ(麁正、荒真刀)』と林崎新夢想流居合、、、

きっと何かが起こりますね!

みなさまのご参加をお待ちしております。

先生方よりメッセージ

(小山隆秀先生 修武堂 主宰)

武術・武道を修行していると「自分の流儀こそ一番だ」と思いたくなるものです。

もちろん、その矜持があるからこそ、私たちは熱心に稽古できるし、危険をかえりみずに荒ごとにも向き合えるのですが、やはりその過信は両刃の剣です。

特に私のような小さな流儀を継承する立場の者ほどよくよく注意すべきことであり、「お山の大将」となって自滅する要因となります。

ではどうしたら、自分ひとりの稽古でも、独善に陥らず、広い大道を歩いていけるのでしょうか。

それと全く対照的な武の道を歩まれておられるのが光岡英稔師範です。

青年時代から、古今東西の多種多様な武術・武道に練達されただけでなく、それぞれの流儀の得失を冷徹に見極められて、さらに各体系の構造と根源にまで遡り、流儀の差異を超えた普遍的なことわりを、実技として示される驚異の人物であられます。その活動は武術の枠組みを超えて様々な分野へ影響を与えておられます。

今回、3年ぶりの大阪の地で、皆さまと共に、本州最北の津軽で熟成された武芸を堪能しつつ、光岡師範の導観法の光で照らしていただくことで闇を晴らし、古き型に秘められた先人達の身体観を、メッセージを紐解き、今までみえなかった大きな地平へと抜け出していく。そのようなドラマティックな心身の探求を、皆さまもご一緒に体験しましょう!

大きな予感がします。大変楽しみです。

最終日の午前中には、初心者向けの古流剣術・古流居合、林崎居合の次の型「右身」についての朝稽古を開催します。

古武道・古武術といえば、なんだか敷居が高くて、かたくるしいイメージがありますが、実は老若男女、どなたでもマイペースで取り組むことができる柔らかで豊かな世界です。今まで全く刀や木刀も触ったことがない方も、運動がニガテな方もどなたでも歓迎いたします。立ち方、座り方、木刀の持ち方からご紹介いたしますので、安心してゆっくりとサムライの技を堪能いたしましょう。

卜傳流剣術について

卜傳流剣術は、戦国末期の剣聖塚原卜傳にはじまり、17世紀に我が家にもたらされてから代々、林崎新夢想流居合と併伝しながら幕末の動乱もくぐりぬけ、現在まで伝えてきた古いタイプの剣術です。

さらに卜傳を流祖とする武術は、現代では国内外でも数例しか残っておらず、大変希少な流儀といえるでしょう。

さて、その実技ですが、

 林崎新夢想流居合は、相手と接近して低く座って稽古しますが、

 卜傳流はそれと真逆で、相手から離れた間合いで対峙し、つっ立って稽古します。

 互いに対照的な技法ですが、今回の連続講座では、17日の林崎新夢想流居合で養成した低い足腰をもって、18日にこの卜傳流剣術を学べば、両者が響きあい、日常ではあまり感じることが無いような、「座る」と「立つ」のどちらでもなく、重くも軽くもある玄妙な身体と、重厚な剣技が出現してくることでしょう。

 なお、18日は特別に、卜傳流剣術の代表的な形を幾つか取り上げて、林崎新夢想流居合との関わり合いも紹介しながら、流儀の特徴がわかるような特別コースでご紹介しますので、18日の御参加のみでも充分に稽古を楽しんでいただけることでしょう。

皆様お待ちしております!

修武堂 主宰 小山隆秀

(光岡英稔先生 国際武学研究会 主宰)

この度は長らくコロナ禍の影響などで実現できなかった関西圏では久しぶりの修武堂の小山隆秀師範をカメカメ企画へ招いての私・光岡英稔とのコラボ企画の開催となりました!!

今回も参加者の皆と関西圏ではナカナカお目にかかれない弘前の修武堂で伝承されている《林崎新夢想流居合》や《卜伝流剣術》など小山師範の武術研究を目の当たりにできます。このことは私自身も小山師範にお会いするのが久々であることもあり非常に楽しみにしてます。

以前にも紹介しましたが、この修武堂で伝えられている武術の醍醐味の一つは何と言っても“小山隆秀師範”ご本人の人柄と独特の指導中の間の取り方、指導の仕方などがたまらなく頼もしいので、そこを皆に目の当たりにしてもらえることも楽しみポイントの一つです。

小山家は代々弘前藩の武術指南役を務めていた家柄でもあり、小山隆秀師範の代まで家伝の各武術が伝わっており、今は修武堂で受け継がれ、研究されている林崎新夢想流居合、卜伝流剣術を家伝として研究している第一人者の一人であります。その家伝武術は剣道の全日本剣道連盟最高顧問に就任し、小野派一刀流の16代目宗家になった笹森順造(ささもりじゅんぞう)氏が幼少期に師事し北辰堂道場にて教伝していた武術でもありました。

そのような方であるにも関わらず修武堂 堂主である小山師範ご自身が教えられている形や動きを「いま私はこうしてるけど、本当は違うかも知れないんですよ、本当のことは分からないので…」「この形の動き、こっちの方向で良かったと思うんだけど、あれ違ってたっけ、Sさん、Tさん、これで合ってかなぁ」などと真面目に家伝の形を講習中にも忘れられたり、しまいには「うちの流祖の林崎甚助は実在したかどうかも怪しいところがあるんですよね、ワハハハ」などと言い、自流の自虐ギャグを交えながら、たのもしく皆を和ませてくれる雰囲気の中で講習稽古は展開されます。

このように弘前藩の指南役を代々勤めた武術家系のサラブレッドのような家柄でありながらも小山師範の講習会中のトークはとても面白く、師範の人柄もあり、本来ならシビアなはずの武術稽古を、常に皆が和むような雰囲気の中で進めてくれます。技とか型の手順が覚えられなくても、小山師範にお会いし、稽古風景を体験するだけでも講座は十二分に参加する価値と意味があるかと思います。

そこにプラス・アルファとして時折り展開される小山師範のお仕事と関係する民族学、妖怪や民族風習の話しなども面白く、講座の特典として語られる時があります。武術/武道プラス・アルファこの辺りのことに御関心ある方にもオススメいたします。

この度は、私の方もコロナ禍に入り、目まぐるしい体会と体認の連続で新たな体観を得られたことなどから、改めて日本武術/武道を見直すに当たり、居合抜刀や剣術、柔術に必要不可欠と感じられた身体観の捉え方の幾つかを武学オリジナルの稽古方法「導観法」にて紹介する予定です。

また、私の新刊の書籍「感情の向こうがわ〜武術家と精神科医のダイアローグ」にも後書きで登場する三尺三寸の大太刀『百鬼夜行 あらまさ(麁正、荒真刀)』を目の当たりにできる機会にもなります。

見えるところ、見えないところで、様々な力が働き、この二日間で日本剣術史が大きく動くことになる予感がします。

小山隆秀師範と私と共に日本武術における古流剣術、居合、柔術の研究を通じて、古から伝わる型、式、所作、稽古方法に潜む身体観を見出す術を今回は皆に紹介しようかと思います。是非、お楽しみに!!

何より日本剣術史における一大イベントにて皆様とお会いできますことを楽しみにしています。

卜傳流剣術について

卜伝流剣術の「陰の構え、形」と「陽の構え、形」から繰り広げられる剣術の形は素晴らしいです。 そして何より、この小山家に伝わる「卜伝流の剣術」と「林崎流の居合」の関係性が裏と表の関係にあることを習えることが、今回の一つの醍醐味でもあります。

なぜ、林崎流居合の習得に卜伝流剣術は欠かせないのか!?や、なぜ卜伝流剣術には林崎流居合が必要なのか?など、この二つ体系が齎してくれる経験と体験の中にこそ、小山家が伝えて来た家伝武術に潜む身体観の秘密が在ります。

陰と陽、影と光、表と裏、このように小山家に伝わる林崎居合と卜伝流剣術には、その一つだけに注目しても見えてこない世界が其処には在ります。 この小山家に伝わる卜伝流剣術と林崎流居合の組み合わせが生み出す“理合い”に日本剣術を紐解いて行くための大きな鍵があります。

今回、私も二つの体系の身体観、勁道(勁導)、体層を二日間に渡り、観法、導観法、三観ノ法(かえりみ、うつしみ、てらしみ)などを通じて観て行きながら、特に私も今回の醍醐味となる「卜伝流」の方は、観法で勁道を捉えたことがなかったので初の試みなので、楽しみにしてます。

この二日間が日本剣術における新たな身体観を垣間見る両日になることは間違いないかと思います。 一日だけでも充分に楽しめることは間違いないのですが、小山師範が伝える小山家の家伝武術の全貌と日本剣術の全貌に一歩でも近づき深めたい方には此の二日間は絶好の機会です。

特に弘前に伝わる林崎流と卜伝流は、いずれも関西圏では滅多に御目にかかれない、ナカナカ習う機会のない流派・体系ですので、日本剣術の全貌を紐解いて行きたい、捉えて行きたい方々には必見のチャンスです。

またとない機会に是非とも日本剣術と、その身体観を獲得して行きましょう!!

国際武学研究会 主宰 光岡 英稔

【日程】
12:45~15:151部小山先生による林崎新夢想流居合の紹介(抜刀と趺踞と「向身」の型の体験)
15:30~18:002部光岡先生による林崎に必要な身体観の捉え方
18:10~20:103部林崎のおさらい
20:10~20:40自主練習(自由参加)

12:45~14:451部小山先生の家伝卜傳流剣術研究紹介
15:00~17:002部光岡先生の古流剣術の型や礼法の身体性の研究紹介
17:10~20:103部両日のおさらい
20:10~20:30自主練習(自由参加)

小山先生による少人数での朝稽古
9:15~10:15初心者対象
10:30~11:30林崎居合の「向身」の次の型「右身」のポイント稽古

【参加費】

1日クラス 1日30,000円

2日両日参加 両日50,000円

9月18日(日)小山先生の朝稽古

①9:15~10:15
②10:30~11:30
①、②各6,000円(朝稽古については先行参加費も通常参加費も同額となります)

【会場】
大阪市西区内の施設(お申込み頂いた方に詳細おしらせいたします)

申込みについて

下の「申し込みフォームに進む」ボタンから申込みフォームに移動し、必要事項をご記入の上(申し込む)ボタンを押してください。

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