カメカメ企画の人気講座「ときめき和稽古 」のご案内です。
イキイキと生きる力を存分に発揮できるよう、身体のことを楽しく学んでいく講座です。
まずは自分の身体を知ることから。何気なく普段動けているので見過ごされている無自覚な緊張や、身体の生理と頭の思考とのズレなど、身体のいろんなことを発見していければと思います。
難しいことは抜きで、のびのびと楽しく学べる場ですので、初めての方もぜひどしどしご参加下さい。
最近はお部屋でのランチとなっておりますが、話題豊富な守先生とのランチタイムもあります!
午後クラスでは、武具を用いてのお稽古もあります。
自分の動きの癖などがものすごく発見できます!
普段触れたことのないものに触れる体験も楽しいかと思います。
またQ&A/自主稽古の時間もあります。広い空間を利用してこころゆくまでお稽古していただけたらと思います。
動きがメインとなりますので、動きやすい服装でおいでください(もちろんお着物、大歓迎です)
少人数の講座ですのでワイワイと楽しくお稽古したいと思います。
みなさまのご参加お待ちしております!
テーマ:『日本人的な姿勢で、背中が緩むと、立つ、動く、呼吸するのが楽になる!』
日本の武道や技芸の世界では「胸を落とす」とか「背中を抜く」という言葉をよく使います。
また中国武術にも「含胸抜背」といった同じ意味の言葉が注意点として語られます。
一般には「胸を張った良い姿勢」と言われるのに対して何故真逆のような言い方をするのでしょうか。
胸を張ると腰が反って膝が伸びます。これは動きを考えた場合、動きにくくバランスを崩しやすい姿勢です。
明治以前の日本人は着物を日常的に着用し、また農耕民族のため身体全体を使って鍬などを振り下ろす生活が中心でした。
ですので通常胸は張らず膝が少し曲がった姿勢だったようです。
この姿勢はかけっこの位置についてから用意までの姿勢を考えると分かりますが、
動きやすく、バランスの取りやすい姿勢なのでzす。
またこの姿勢を取ったほうが横隔膜を動かしやすく呼吸も大きく楽に出来ます。
現代の私達は良い姿勢と言いつつ胸を張り背を反らした動くにくく呼吸もし辛い姿勢を取りがちです。
今回の和稽古は背中を緩めるをテーマに日本人が本来持っていた動きやすく呼吸もし易い姿勢を皆さんと考えてみたいと思います。
お時間とご興味のある方は是非ご参加、体験くださいね(^_-)-☆。
守 伸二郎