カメカメ企画の人気講座「ときめき和稽古 」のご案内です。
イキイキと生きる力を存分に発揮できるよう、身体のことを楽しく学んでいく講座です。
まずは自分の身体を知ることから。何気なく普段動けているので見過ごされている無自覚な緊張や、身体の生理と頭の思考とのズレなど、身体のいろんなことを発見していければと思います。
難しいことは抜きで、のびのびと楽しく学べる場ですので、初めての方もぜひどしどしご参加下さい。
最近はお部屋でのランチとなっておりますが、話題豊富な守先生とのランチタイムもあります!
日頃は基本クラスのみの方も今回のお稽古納めでは応用クラスもご受講如何でしょうか?
杖を用いて、自分の動きの癖などがものすごく発見できます!
普段触れたことのない長さのものに触れる体験も楽しいかと思います。
またQ&A/自主稽古の時間もあります。広い空間を利用してこころゆくまでお稽古していただけたらと思います。
動きがメインとなりますので、動きやすい服装でおいでください(もちろんお着物、大歓迎です)
少人数の講座ですのでワイワイと楽しくお稽古したいと思います。
みなさまのご参加お待ちしております!
テーマ:『幸せなら歯をたたこう♪』
1月は居ぬ、2月は逃げる、3月は去るという言葉があるようにあっという間に2月も中旬となりましたね。
3月の年度末が近づくと色々多忙になったり、変化が大きくなったりでお疲れ気味になることも多いかと思います。
しかも今年の花粉は例年になく多いそうで(T_T)、体調の管理が大変そうです。
ですので次回の和稽古は身体の調子を整える導引術を中心に研究してみたいと思います。
ご存知ない方もおられるでしょうから導引術について少し説明を(^o^)b
導引術とは古代中国において不老長生を目指す、食餌、辟穀、房事、行気、存思など複数ある道術(仙人になる法)の練丹法、内丹術、養生術の一つであり『史記』の中にも「導引」という言葉が使われています。
身体の気の充実と滞りのない巡りを追求するための方法でした。
「導引術」の中には「導引」「按摩」「按蹻」ものがあります。
「導引」はその語が示す如く「気を導き引き入れる」と云う意味で、具体的な方法として四肢全体や部位を動かすこと、現代風に言うとストレッチや叩くことなどです。
特に日本の導引で特徴的に多いのが唾液(津液)を飲むこと、歯をたたく事、髪を梳ることが特に共通して多いようです。
「按摩」は「おさえる」「なでる」「うつ」「もむ」などです。
「按蹻」は「足を上げる」「かかとを上げる」「爪先立つ」などで日本の導引術ではほどんど見かけません。
導引術は歩行とともに、気の巡りのための「身体の動かし方」と深く関わって来たので、18世紀以降の近世日本では、さらに家業、武術、舞踊、朗誦も気を巡らす方法として捉えられて来たようです。
今回は着物を着た茶道をベースにした日本の歩行を考え、また日本の導引の特徴である髪を梳る、歯を叩く、津液を飲む事を中心として導引術を皆さんと研究して行きたいと思います。
ちなみに髪を梳る、顔を撫でるなどの導引術は日本の養生書によると「数十回以上すれば、顔につやが出る、皺やシミが生じない。白髪にならない。5年ほど久しく行うと少女のような肌になる」と韓流のアイドルのようなかなり俗っぽい(^_^;)、でも魅力的な効能があるようです!
ぜひ一緒に若々しく生気に溢れた身体と心を目指しましょう(^o^)b。
ご興味のある方はぜひご参加くださいね。
心よりお待ちしております\(^o^)/。
講師 守 伸二郎