カメカメ企画の人気講座「ときめき和稽古 」のご案内です。
隔月で楽しく無理なく自分の体をアップデートできるお稽古です。
イキイキと生きる力を存分に発揮できるよう、身体のことを楽しく学んでいきましょう!
まずは自分の身体を知ることから、無自覚な緊張や、身体の生理と頭の思考とのズレなど、何気なく動けていることで、気付かずにいる身体のいろんなことを発見していければと思います。
和室での所作など日々の暮しにも役立つこといっぱいです!
難しいことは抜きで、のびのびと楽しく学べる場ですので、初めての方もぜひどしどしご参加下さい。
話題豊富な守先生とのランチタイムもあります!(状況によりお部屋でのランチに変更となります)
※応用クラスでは、更に道具を使って自分の身体の整いをみていきますので、応用クラスにご参加希望の方は、杖や丸い棒をご持参ください。
初めてのご参加の方には貸し出しいたします。
もしお持ちであれば模擬刀や小太刀をご用意ください。
またQ&A/自主稽古の時間もあります。広い空間を利用してこころゆくまでお稽古していただけたらと思います。
動きがメインとなりますので、動きやすい服装でおいでください(もちろんお着物、大歓迎です)
少人数の講座ですのでワイワイと楽しくお稽古したいと思います。
参加ご希望の方はどうぞお早めにお申込み下さい。
応用クラスに2回目以上ご参加の方は、当日までに武道具の杖、あるいは4尺前後(120㎝~127㎝)太さ2~3㎝の丸棒(ホームセンターなどで購入できます。ご自身の脇の辺りの長さを目安にカットして下さい。700円程度。守先生のおすすめはタモ材です)をご用意ください。またお持ちであれば模擬刀、小太刀もご持参ください。
5月のテーマ:『身体観の違いによるズレを考える』
日本人特有といわれる肩こり、腰痛などの不調は辛いものです。
万葉の昔から平面裁断の着物文化で背中を意識した日本人の身体感覚と、明治以降に富国強兵政策で入ってきた立体裁断の洋服を基礎とした胸や肩を意識した西洋的な身体感覚の両方を現代の私たちは身体文化として持っています。むしろ西洋的な身体感覚や姿勢の方が今ではなじみが深いものになっていると思います。
この両者の対極的な身体文化的を同時に保持している事のズレが上記の日本人特有の身体の不調となっている可能性は高いと思われます。
また、直立二足歩行という非常に特殊な身体運用法をとりながら(なにせ他の哺乳類でしている種がいないくらいですから)、生理的には未だに四足歩行の身体を持っています(中医学や鍼灸などで調整するときの身体観は四足歩行の動物と同じです)。直立二足の感覚を持ちながら、生理的には四足歩行という感覚の乖離も身体を使う上での大きな問題となっているでしょう。
そこで今回は西洋文化的身体と二歩歩行的身体感覚の共通性と、日本人の文化的身体と四足歩行の身体感覚の親和性の違いを、動きを通して研究する事で、より武術的にも日常的にも使いやすく不調が少ない身体を目指していきたいと思います。
皆さんのご参加を心よりお待ちしておりますね。(^O^)/。
講師 守 伸二郎