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カメカメ企画による光岡先生の武学SP「剣術の会」第3弾を再開します!
前回までは、刀を扱う上で必要不可欠な刀身と身を揃えることを丁寧にお稽古しました。
復帰後の先生の剣術の稽古は、今まで以上に面白いお稽古になるかと思います。
全く初めての方から日頃から剣術に親しんでおられる方まで、剣術に関心のある方にとって、日本剣術を今の私たちが稽古するのにそもそも知っておく必要必須なところ、身体観や型の本質というのは何なのかをしっかり丁寧にお稽古できるまたとない機会です!
コラボ講習会で卜傳流や鹿島神流のお稽古されている方も、光岡先生から剣術稽古会で指導を受けた経験が今後の剣術への取り組み方を見直すことにつながり、より流派への理解が深まる貴重な機会になると思います。
時間もたっぷり、初心者も熟練者にとっても充実したお稽古になること間違いなしです!
2026年1月25日(日)大阪:武学SP-剣術の会
「武学SP-剣術の会」では日本剣術に欠かせないいくつかの剣術の捉え方、身体観、集注の仕方、勁導の捉え方などを実際に経験/体験しながら「日本剣術の全貌」への理解を深めて行きます。
光岡武学ならではの想定外の稽古に皆が最初は少し戸惑うかもしれませんが、途中から楽しんだり、また更に途中からは真剣に取り組んだり、剣術の異なる文化性、身体観、感性の違いなどを経験しながら日本剣術への理解を深めて行けるよう稽古を行います。
先ず最初はー
・日本剣術の身体観を獲得するための導観法
・刀の持ち方
・身と刀身を揃える試し稽古
・五行の構えの稽古
など武学で行う日本剣術の基本の復習も踏まえながら
・日本剣術と身体の関係を知って行く稽古
・日本剣術における動法、行法と観法の関係性を知って行く稽古
・武学オリジナルの日本剣術の稽古
・剣術を通じて「機、位、間」を捉える稽古
などへと進んで行きます。
これらの基礎基本を踏まえた上で、そこから更なる深みへと進んで行くには様々な観点、時代背景、文化背景、身体史から日本剣術の核となる日本人的、日本武術的な身体観の獲得が必要となって行きます。
そこから、どれだけのことに触れて行けるかは進み具合によって変わって来ますが、私の長年に渡っての日本剣術の研究であるー
・流派 流儀が形成される前の日本剣術の原風景とは?
・各時代における日本剣術の変遷とは?
・その時代と文化背景から立ち上がって来る日本剣術の身体観とは如何に?
・異なる地域の日本剣術の文化背景と身体性の違いを知る稽古。
・古今東西を問わず“これがないと日本剣術にならない”日本剣術に必須の身体性。
・日本剣術の実践観と其の獲得の仕方。
などへの、より深い理解へと稽古は進んで行きます。
また、今回の内容を踏まえた上で今後のこととしては下記のようなディテールが細かくなって行く稽古も2026年度の「武学SP-剣術の会」で取り組んで行きますので、先もお楽しみに!
* 一文字腰、共通点と各流派•体系の違い
* 鯉口の取り方による身体観の違い
* 縦から横への抜刀
* 横から横への抜刀
* 縦から縦への抜刀
* 横から縦への抜刀(謎の部分)
* 斜の太刀、壱〜四
* 斜の太刀:その壱、右上から左下
* 斜の太刀:その貮、左下から右上
* 斜の太刀:その参、左上から右下
* 斜の太刀:その四、右下から左上
* 垂直観、水平観、斜偏観
* 太刀との照らし観、うつし観、かえり観
* 太刀の身体を体観する稽古
* 時間を規範に空間的に身体観を省みる剣術の稽古
* 空間から時間軸を身体観に省みる剣術の稽古
* 空間と時間のズレで生じる技、技法
* 異なる流派・体系の切り返しと身体観
* 日本剣術における陰陽五行の意味と役割の次の深度
などなど具体的なラインナップもあります。
光岡武学SP「剣術の会」では、このような流れで、日本剣術の時代背景、文化背景などを加味しながら“日本剣術の全貌と核となり所”を一つ一つ紐解いて行きます。
兵法・武学研究会、光岡英稔が提示する日本剣術の研究と稽古にご関心ある方は是非こちらの「武学SP 剣術の会」へお越しください。
講師 光岡英稔
| 1/25(日) 剣術の会 | 30,000円 当日現金にてお支払い下さい |