ヒモトレ&バランスボードの体験・感想のまとめ

※あくまでも個人の感想です。効果を確約するものではありません。
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A女史


ボードの上でしばらく遊んでから初めて坐禅をして頂いた方の感想をひとつ。

ご自身は生れて此の方 ずっとご自分を落ち着きのない人間だと思ってらしたそうです。

<が>、“こんな私でも 何十分も静かに坐っていられる!坐禅てすご~い!”と禅の文化にどんどん魅かれてらっしゃいました。坐禅中、初めてとは思えない静けさを纏ってらして、私の方が驚かされました。

Y氏

事前に本を見てはいましたが、やはり読んだだけと体験とでは大違いでした。
体験した後に改めて本を見るとしみじみとすることができました。
直接お話を聞けて「本来バランスは整っている」の意味がよくわかりました。
ひもトレは本にはない便利な使い方を教えて頂き得した気持ちになりました。
実際にいろいろな現象を体験させて頂いたので自分の体の変化を感じることができました。
ほんの僅かな姿勢の違いや体の力の入れ方の違いでバランスを崩したり、楽に対応できることを知ることができました。自分はココロのバランスボードに乗った時変化に気づきませんでしたがたまたま聞くことができた楽器の演奏では、ご本人は気づいていませんでしたが聞いていると音の違いがはっきりしていて思わず笑ってしまいました。凄いことを見ることができたと思いました。



O女史

バランスボードに乗って、まずいいと思ったのは、頭でっかちが修正できる、という点です。今までヒーリングにしろ、なんでも頭で考えてたけど、このボードを乗りこなすには、 思考ではなく身体感覚なので、思考停止させるにはとてもいいと思いました。

今は左右の支柱で精一杯なので、 結局あまり頭でこうしようとか思わないように、自然体でやってます。 足の幅は狭い方が乗りやすくて、ボード一杯に足を開くと難しいですね~
わざと揺らして乗ってみたりとかして遊んでます。

H氏

ココロのバランスボードに関しては片足を乗せてスイングできるので、効果が如実に現れ驚いています。

効果としては、なぜか上半身の力が抜けて全身の動きに一体感がもたらされ、動きがスムーズになることでボールの回転が素直になり活き活きとした球筋になっています。安易にパワーアップして飛距離を伸ばすとかではなく、動きのクオリティーが格段に上がります。

パッティングでの安定感も抜群で、誰もがボールの転がりの良さを実感しています。

巷に溢れる練習器具とは異なり、奥深い効果をもたらしてくれる別次元なアイテムだと感じています。

一流プロの動きの感覚が垣間見える稀有なものだと思います。

H氏

ヒモトレですが、引き続き授業等で活用させていただいています。

児童生徒や保護者から、「また、ヒモを使ってる」と言われながら楽しく進めています。

写真等の記録をとりながら、効果を整理していきたいと考えています。


まだ、写真を撮っている段階です。

今の時点での変化についてお知らせします。

脳性まひでアテトーゼタイプの子どもたちについては、

不随意で動きすぎてしまう体の動きを落ち着かすことができます。

手が飛び跳ねてしまうのを両手首でヒモをつなげていると左右のバラバラの動きが調整されて落ち着きやすいです。

足がばたつくのも軽減しやすく成ります。

また、脳性まひのスパスチィクタイプ(痙直、体が固い)の子どもでは、体の筋緊張が強すぎて動き憎さがあるところが調整できます。

入りすぎる筋緊張を緩めることができます。

そして、ウォーカー(歩行器)を使っての歩行では、足が内転(はさみ足:左右の足が交差してしまう)して足が前に出にくい状況が改善されます。腰と肩にヒモを巻いて歩行の練習をすると、首や肩に力を入れ過ぎてしまい足に力が入らないのが改善されます。足裏に体重がかかり、足が交差するのを抑えられます。足が重なることなく交互に出やすく成ります。肩に巻くと、握り込んでしまっている指も広がりやすく成ります。全身の不当な筋緊張がバランスよく調整されます。

低緊張(フロッピータイプ)の子どもでは、いす座位やあぐら座位姿勢で、下肢や腰に力が入りやすく成ります。

その結果、足で踏みしめながら腰から背中と頭にかけて垂直方向に伸展の力が入りやすく成ります。

歩行場面でも、外反扁平で膝に力が入りにくい状況が改善できるようです。フラフラ左右に揺れながら歩く姿が、まっすぐ歩くようになります。足もすり足気味から踵が上がり、足の交互性が高まります。

児童の中には、腰を支えるだけで3年生にして初めて歩いた子どももいました。その場面を、保護者と共有でき、保護者も喜んでいました。(まだまだ、一人歩きには時間が必要ではありますが・・・。)

全体的に、左右への揺れが減少し、姿勢の安定が見られます。

使いすぎている部分と、使えていない部分のバランスのずれがヒモで調整得きるのは実感できています。

子どもたちは、障害からくる体の使いにくさと過剰ながんばりをしてしまっています。
それが、無理なく自分の動きで調整できるところがこのヒモトレのいいところだと思っています。

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