東京多摩で中国武術の韓氏意拳をはじめ組技も研究されている注目の若手武術指導者、駒井先生によるゴロゴロ計画を発足しました!
体を動かす機会が減って運動不足を感じている方、日々体力の衰えを感じているけれど、何をすればいいかわからない方に向けて、無理なく楽しみながらゴロゴロと体を動かし、予期せぬ事態に応じられるように「受け身」を身につけ、まずはこけてもひどいことにならない「こけ上手」をめざし、とっさの機転が効くカラダになるのが狙いのゴロゴロ計画です。
ゴロゴロクラスでは、こけたりすべったりする突然のアクシデントにフリーズしないようにまずは地面と仲良しになるところから始めます。
クルクルクラスでは、お家でも練習できるいろんな受け身を学習し「こけ上手」をめざします。うちどころが悪くならないよう、手のおきどころ、守るべきはどこかを体で覚えていきます。道場に行かずにピンポイントで受け身を学べるゴロゴロ・クルクルクラスともに女性向けの楽しい講座です。
ゴリゴリクラスでは、実際に相手をころがすことから駒井先生の真骨頂の組技までご紹介頂きます。無理なことは行いませんが、ゴリゴリクラスに関しては武術的な受け身の心得がある方初めての方はゴロゴロ・クルクルクラスを受講された方限定とさせて頂きます。ゴロゴロクラスやクルクルクラスで学んだことが活かされる実践クラスです。帯かタオルをご持参ください。
Q&Aタイムでは、摔跤(シュワイジャオ)ジャケットや大梆子(ダーバンズ/丸棒)もご持参されるとマニア垂涎のひとときになるかもしれません。
一人型クラスは、日本では学ぶ機会の少ないレアな摔跤(シュワイジャオ)の紹介講座です。シュワイジャオの特徴として柔道などに比べ、中国武術らしく一人での練習型が豊富なので、武術マニアの方にも喜んで頂けるかと思います。
はじめての人にもわかりやすいご指導で定評の駒井先生の講習会は、年齢、性別一切関係ありません。どなたでもウエルカムです。
いざという時の為の老後へのパスポート、年に一度の防災訓練的な企画です。ぜひぜひこの機会にご体験ください。
みなさん、こんにちは。
本体組技研究会の駒井雅和です。
当会では、柔道やレスリング、お相撲のような世界各地の組技を研究しています。
組技には投げたり、投げられたり、倒したり、倒されたりといった攻防がありますが、体力のない人が行ったり、慣れない人が組技をかけあったりすると頭を打ったり、腰をぶつけたりと大変危険で練習どころではなくなってしまいます。
しかし頭を打つ、腰を打つといった危険は、なにも大人にとっては非日常の“取っ組み合い”の中だけでなく、日常的な“転倒=コケ”にこそ潜んでいます。
ですので、本体組技研究会では組技を行う前に、“コケ”への恐怖を緩和する為に床に親しんだり、自分のからだを自分で支える体力を作るところから始めています。
今回のカメカメ企画では「ゴロゴロ計画」と題して、本当に運動になじみのない方から始められるプログラムを考案しました。
ゴロゴロクラスでは、家で一人でできるようなエクササイズ的な運動をご紹介します。メニューはゴロゴロ、背歩き、ダルマ、四足歩き、グーパーなど、どんな運動かは当日のお楽しみ。簡単か難しいかは人によると思いますが、運動はうまくやる必要はありません。楽しくやりましょう。
クルクルクラスでは、コケ上手を目指し受け身の練習を行います。受け身というとなじみのない方には、なんだか大変なことをやるようにも思われるかもしれませんが、実は受け身の基本はうまく寝ることです。ですので寝るのが好きな人は上手かも。90分の講習で前後横、さらに前周り受け身のコツをつかんでいただきます。
ゴリゴリクラスでは、ゴリゴリとパワーアップを目指します。実際に人を担いでみたり、人を引っ張ったり、押したり、捕まれた手を離したり、払われる足を避けてみたり、ゆっくりと人を倒してみたりと時間の許す限り、主に二人組で相対的な練習を行います。女性の方は女性同士で組めるように配慮しますので、その点ご安心ください。
一人型クラスでは、駒井が台湾で学習中の摔跤(シュワイジャオ)の練習方法を紹介します。抖帯(トウタイ)訓練という帯を使ったトレーニングも行いますので、柔道着や空手着の帯を持ってご参加ください。なければタオルでも可。
※金具(チャクや鋲、ベルトのバックルなど)がついていない、服装でご参加ください。
※アクセサリー類はすべて外してご参加ください。
※ゴリゴリクラスでも道着と帯をお持ちの方はご持参ください。爪は切ってご参加ください。
講師 駒井 雅和