光岡英稔と伊藤雄馬と笹井信吾に何かを習う日

講習会概要

光岡 英稔

※こちらのイベントは、先行予約にて満席となりました。
来年あたり、また日時などは未定ではありますが第二弾を開催の折に今回、キャンセル待ちで参加できなかった方々は次回の開催の折に同イベントに関しての先行案内をいたします。あるいはこの日はいけないけど次回あれば参加したい方も次回案内希望とお申込みください。先行案内のお知らせをいたします。

講師
光岡 英稔武術・武学研究家 講師紹介
講座について

カメカメ企画は今年、おかげさまで10周年を迎えました。

講師の先生方とご参加下さる皆さまに支えられて気づくと10年が過ぎていました。

みなさま、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

カメカメ企画顧問の光岡英稔先生より今までやったことのないスタイルの講座のご提案を頂き、10周年の区切り年の〆に新しい試みをさせて頂くことになりました。

11月23日(水・祝)《光岡英稔と伊藤雄馬と笹井信吾に何かを習う日》を開催することになりました。

何かを習う、、、

何かて、何なん?

伊藤先生、笹井先生って何者なん?

まずは光岡先生からの熱い講習内容とメッセージをお読みください。

光岡先生としてはなるべく皆さんの???が残るように、会ってみるしかない!と感じた人に来て頂きたいとのお考えなので、プロフィールやカメカメお馴染みの笑顔の講師写真などの講師についての紹介を今回は割愛しております。

1部光岡英稔先生×笹井信吾先生、2部光岡英稔先生×伊藤雄馬先生も関西では初公開となり、3部の3人の講師でのコラボ講習会については全国でも初の講座となります。

三人の先生の共通点は、

「未知の領域へ踏み込むことから何かを発見して行くこと」

光岡先生は、少ない情報量でもピンと来た方にお越し頂きたいとのことでしたが、今回は初づくしでの開催となり、みなさんのなんだか面白そう!な気持ちにかかっています。

初めての講師の方をお招きして光岡先生をはじめとする三人の講師によるコラボ講習、しかも何を習えるのかと問われると?の部分たっぷり、また講師についても何者なのかもあえて提示しない、その場に来てみないとわからない謎めいたライブ感たっぷりの講習スタイルといろいろとカメカメ企画としても初の試みとなります。

何が起るかわからないけどなんだかおもしろそうとご興味を持たれた方、ご参加お待ちしております。

光岡先生がコラボをしたい、みなさんに知って出会ってもらいたいと思われる人物というだけで充分なのでしょうが、お二人を全くご存知ない方にTwitterのリンク先のみご紹介させて頂きます。

リンク先をみるかみないかも、みなさまのご判断にお任せします。

講座に来れない方にも、これを機会にお二人の豊かさの一端に触れてもらえればと思いご紹介させて頂きました。

先生方よりメッセージ

◆光岡英稔先生

11月23日(水・祝)はカメカメ企画にてBUGAKU-SP《光岡英稔と伊藤雄馬と笹井信吾に何かを習う日》

この日は武学/武術ありの、言語ありの、身体ありの、環境ありの、何か?!ありの一日となります!!

今回が東京以外では初・公開となる“光岡言語学”なる言語学体系の紹介と、その光岡言語学の基盤となる身体の多層位性を理解したり、人間が何故このように複雑な言葉や文字などを操れるようになったのか?などの意味を一つ一つ理解して行きながら、その意味を身体と頭で理解し、習得すべく光岡英稔、伊藤雄馬、笹井信吾の三人の講師と一日を過ごします。

最後には一日を通して経験したことが私たちの中でケミストリーを起こしながら全てが繋がって来ます。

1部では「笹井信吾先生に何か!?を習う会、笹井信吾×光岡英稔」を行います。

こちらは東京で初開催を切りましたが、初開催にして本当に何とも言えない面白さと、そこから参加者から引き出される感性、知性は並大抵の講習などでは得られないほどのものでした。

今回は、その即興劇に私や伊藤雄馬先生も途中で即興で入って行きながら、その場と空間を作って行けたらと考えてます。

笹井信吾先生に環境、身体、健康、性(セックス)、運動、ドラッグ、武術など何かを習う会では、スケボー、サイクリング、BJJ、武術から様々な植物の話しなど笹井先生が経験してきたことや体験して来たことから何かが飛び出します。

少しビックリ箱的な所もある笹井先生、植物はトマトや野菜の栽培からドラッグまで色々な植物の話しと人間の感性の繋がりの話しやら、スケボーの乗り方から、自転車の漕ぎ方でも、芸術の話しでも、絵本の描き方の話しでも、性の話しでも、その他でも、何でもありの内容になるかと思います。

ワークあり、話しあり、楽しい空間になることは間違いありません。この機会に皆も是非とも笹井信吾先生に会って“何か”を習ってみてください。

2部では、私とムラブリ語の研究者でもある言語学者の伊藤雄馬先生との「光岡言語学」の実相と実体を紐解いて行きます。

この光岡言語学の中で武術・身体・言語がどのように関わるのか、そもそも言語とは何なのか、また言語や文字にある呪術性などを、頭での思考に先行する身体の感覚経験に沿って、知り、探求していきます。

光岡言語学の実体を光岡英稔と伊藤雄馬の各自の観点から紐解いて行きながら、そもそも

言語とは何なのか?

人間とは何のか?

言葉を使う私とは何なのか?

を、光岡言語学でも用いる武学の稽古方法の一つである「試し稽古」と光岡言語学の言語習得方法、言語検証方法を通じて紐解いて行きます。

言語と武術の型、式、動法、行法、稽古方法との繋がりは多くの人たちの想像を超えて深いです。そこに光岡言語学の面白さと特殊性があります。その特殊性を用いながら言語、言葉、文字などが如何に身体へ影響を与えるのかを経験的に理解して行きながら、武術/武芸の稽古における身体観の獲得方法が如何に人間の言語習得と関係しているかなどに触れて行きます。

人間が異なる身体と身体観を獲得して行きながら、異なる文化圏の言葉や言語を獲得して行く仕組みを紐解いて行きながら、人間と言う種の特徴でもある「多重構造化してる言語」の構築と獲得を私たち人間が如何にしてるのか?

また、異なる身体の層位と言語空間によって、そこに立ち上がってくる異なる現実性と身体性が存在します。その現実性の違いを見分けられるだけの身体観と観察眼を築いて行くためには、どのような稽古方法に如何に取り組めば良いのかなどに今回も実技を通じて触れて参ります。

そして、この度も、いま話題のドキュメンタリー映画《森のムラブリ》に主演されている伊藤雄馬氏と光岡言語学について考察すべく、ご自身の光岡言語学を用いた言語研究の一端を紹介してもらいながら、参加者の皆には私と伊藤氏の間でどのような言語学ケミストリーが生じるのかなども見ていただけたらと思います。

伊藤雄馬氏は、ご自身で言語学を学習しながらフィールド・ワークとしてタイ、ラオスのムラブリ族の言葉を習得することもされ、世界で唯一の「ムラブリ語を研究する言語学者」として活躍されてます。その流れで私の兵法・武学研究会へ来られ武学で行っている身体性の獲得方法と光岡言語学を知り、その手法を用いてのご自身の新たな言語研究なども行われています。

そのようにして今回の大阪での講座の2部では、コアで核心的な人間、言語、武学の内容を参加人数を限定し、実技を通じて稽古し、身につけて行きながら学習して行きます。

3部では、光岡英稔、伊藤雄馬、笹井信吾の三人の講師で「私たち人間と言うブラック・ボックス」を紐解き理解しながら、なぜ私たち人間は動き、踊り、舞い、道具を用い、様々なことを行い、何かを行い、言葉を喋り、絵を描き、文字を書き、複雑な言語を扱い、武術/武芸を編み出し、生きているのかを知って行きます。

3部は内容的にもブラックボックス的に「光岡英稔、伊藤雄馬、笹井信吾の三先生に何かを習う会」とし、詳しい内容は此処では解説しません。一つ言えることは光岡英稔×伊藤雄馬×笹井信吾×参加者の皆から生じるケミストリーが面白くない訳ない!!なので、この日の最終章は「これは、面白そう!」「これは何かありそう!」「光岡先生、伊藤先生、笹井先生なら何か面白く有意義?なことを仕出かしてくれる!」と直感的に感じたら来ていただきたい、そのような方々へ向けての“余り事前情報のない講座”となります。

余談ですが、今の世の中を生きていると食べる所から、遊びに行く所、何かを学びに行く所まで全てが事前情報があり、更には皆が事前情報がないと行けなくなるほど事前情報を頼りにし、自分の感性を二次的に扱ってしまう世の中になりつつあります。そのような人間の感性や知性が劣化して行く世の中で、私を含む三人の講師に共通する所が「未知の領域へ踏み込むことから何かを発見して行くこと」であり、この三人が如何にして「未知の未開の領域へと足を踏み入れて行くのか?」を私たち講師側も一人一人が一つ一つのテーマに取り組みながら、参加者の皆も一人一人が3部で用意されている一つ一つのテーマと稽古を通じて未知の領域へと足を踏み入れて行きながら一日の内容を締めくくり、纏めて行きます。

このような未知、未開の領域へと様々な人間にまつわることを通じて踏み込んで行く、皆の記憶に残るであろう1-dayのワークと稽古を行います。

皆様の参加、お待ちしてます!!

講師 光岡 英稔

◆伊藤雄馬先生

光岡先生と、笹井さんと、関西で。

思い切ってできます。思い切って、にしかなりません。

もう始まっているのが、はっきり分かります。

この日、言語学者の肩書を、ぼくはようやく脱げそうです。

少し自由になれそうな気がしたら、もう片足を突っ込んでますよ〜。

https://twitter.com/yuma__ito?s=20&t=7jEornLZCnhAlH91EU5DIg

◆笹井信吾先生

光岡先生と一緒に講習会やるって半端なもんじゃできねぇんす。

それを友だちの伊藤雄馬がやっている。

すげえっ! と思ってたらぼくも一緒に!?

精一杯やらせていただきます。

潜在的すぎてなかなか気がつかない、人と人がやりとりしている「何か」を体得していきましょう。人間を等身大で把握しようとすると不思議な現象も含まれるようで・・・

皆さんと稽古ができること楽しみにしています!

https://twitter.com/seisenchu?s=20&t=7jEornLZCnhAlH91EU5DIg

【日程】
11:00~14:001部笹井信吾先生に何か!?を習う会
講師:笹井信吾先生×光岡英稔先生
14:30~17:302部環境としての言語空間:光岡言語学と兵法武学研究会の繋がり〜武術と言葉、文字、シンボル、言語、呪術と身体の関係性を知って行き、稽古し、学習して行く会講師:伊藤雄馬先生×光岡英稔先生
18:00~21:003部光岡英稔と伊藤雄馬と笹井信吾に何かを習う会講師:光岡英稔先生、伊藤雄馬先生、笹井信吾先生
【参加費】

先行参加費: 3万円(1日通しクラスです)

※事前振込(お申込み下さった方に振込先をお知らせします)

参加費のお振込みをもって申込み手続き完了とさせて頂きます。

【会場】
大阪市中央区内の施設(お申込み頂いた方に詳細おしらせいたします)