光岡英稔先生の兵法武学研究会
~武具の稽古から見えてくる文化の実践とは~

講習会概要

光岡 英稔
講師
光岡 英稔武術・武学研究家 講師紹介

光岡英稔先生の最新刊 「生存教室」好評発売中!http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0816-c/

講座について

(光岡先生からのメッセージ)

今回のカメカメ企画で行います兵法武学研究会では前回からの引き続き、東南アジア、日本、中国の武術における型、動きを昔から使われている道具・武具を通じて観えて来る古の體と其処から発生する動きを講習会のテーマとして参ります。

現代人である私たちの身体が如何にして『古の體(からだ)』を観なおして行けば良いかを幾つかの型や動き方をヒントに稽古して行き、その“古の身体性や古の身体観”が武術において何のような意味を持つのか等にも触れて参ります。

古の技法や術を追究するにあたって、その時代背景や文化背景と身体的に共感が出来るか否かが実際に其の時代の人たちには出来た技法、術、型の成立など深く関わって来ます。昔の人の身体観や、その體(からだ)で観ていた世界を“想像”だけではなく“體を通じて感じれる”所まで私達を導いてくれる手がかりが『古の型』や『古の名残りを遺す動き方』には有ります。近代から現代に至り変わってしまった私たちの身体で何処まで古の人たちの用いていた技や術を再現できるかは分からないにせよ、そこへ遡るための稽古でしか辿り着けないことは確かです。この様な身体(からだ)から體(からだ)への旅路に御関心のある方、バーチャルな身体から実際に武術の技法、術、型を身と體で感じ取り、『古の體』『古の身体観』を取り戻すことに御関心のある方は是非お越しください。

武術・武道のイメージで未だよく有る身体を壊すような乱暴な稽古は行いません。型や動きを通じて一つ一つの動きを丁寧に稽古して参ります。ご自身で使われてる道具や武具をお持ちの方は、よろしければ御持ちください。そこから観えてくる身体観なども間の時間や、自主稽古の時間に御話させていただきます。

皆様の参加お待ちしております!

講師 光岡 英稔

この度の兵法武学研究会での主題

  • 昔からの生活様式と道具から観えてくる身体観。
  • 現代人向けの東南アジア武術の稽古方法や型。
  • 現代人にでも出来る古の體を取り戻す為の稽古方法。
  • 近代化で変わってしまった現代人の身体観
  • 近代の身体性の意味と古の身体観を発見することの意味。
  • そもそも武術武道を修め学んで行くことの意味とは。

この度の兵法武学研究会での主な稽古

  • 東南アジア武術にある“しゃがむ”稽古、しゃがんだ体勢からの変化、動き方の稽古。
  • 型を通じて観えてくる身体の捉え方。
  • 日本、東南アジア、中国などで用いる型を持ってみて観えてくる身心と文化の違いを実際に見て行く稽古。
  • 身体と型における左右観と左右の非対称観。
  • 身体的ジェネレーション・ギャップを体感する稽古。

身体を動かしますので、動きやすい服装でお越し下さい。お稽古中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。稽古中の怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。事前に各自で傷害保険に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますよう、何卒お願い申し上げます。

貴重品などお荷物お手回り品にはくれぐれもご注意頂き、ご自身で管理いただきますようお願い致します。

【日程】
一部 13:30~15:30 (10名~15名程度)
二部 16:00~18:00 (10名~15名程度)
自主練習会 18:15〜19:15(質疑応答&自主練習会)
質疑応答と自主練習の時間です。会光岡先生に聞いてみたいこと、家や一人ではできない二人型の練習や復習など光岡先生や稽古仲間がいる、広い会場で稽古できる貴重な1時間を最大限にご活用ください。当日の兵法武学研究会にご参加された方のみご参加可能です(会費無料)参加希望の方は併せて申し込みください。
【参加費】
一部二部各5,000円(一部二部通し参加は9,000円)自主練習(無料)
【懇親会】
淡路駅周辺 20時~21時頃まで 予算3,000円程度
【会場】
大阪市立東淀川区民会館4階 和室3
大阪市東淀川区東淡路1-4-53
会場のWebサイト

会場へのアクセス

  • ☆阪急電車「淡路」駅から徒歩15分
  • ☆JRおおさか東線「JR淡路」駅から徒歩20分