(光岡先生からのメッセージ)
この度のカメカメ企画で行います兵法武学研究会では、いくつかの東南アジア、日本、中国の武術における型、動き方、道具・武具などを用いての稽古方法を通じて自身の體(からだ)を観て行くことを中心に稽古を進めて参ります。
現代人である私たちの身体観が如何にして『古の體(からだ)』を観なおして行けば良いかを幾つかの型、道具・武具をヒントに稽古して行き、その“古の身体性”が武術において何のような意味を持つのか等にも触れて行きます。
古の技法や術を追究するにあたって、その時代背景や文化背景と身体的に共感が出来るか否かが実際に其の時代の人たちには出来た技法、術、型の成立など深く関わって来ます。
昔の人の身体や、その身体から観ていた世界を“想像”だけではなく“體を通じて感じれる”所まで私達を導いてくれる手がかりが『古の型』や『古の文化の名残りを遺す動き方』には有ります。近代から現代に至り変わってしまった私たちの身体で何処まで古の人たちのしていた技や術が出来るか如何かは分かりません。ただ、一つ言えることは“やって観るまで分かりません”!
この様な身体(からだ)から體(からだ)への旅路に御関心のある方、バーチャルな身体から実際に武術の技法、術、型を生身の體で感じ取り、『古の體』を取り戻してみたい方は是非お越しください。
武術・武道のイメージで未だよく有る身体を壊すような乱暴な稽古は行いません。型を通じて一つ一つの動きを丁寧に稽古して参ります。
皆様の参加お待ちしております!
講師 光岡 英稔